

14:00〜(予約制)
第4金曜日
北條 医師
関節リウマチとその関連疾患
関節リウマチは、関節を主な発症部位とする自己免疫疾患(自分の免疫力が誤って自分を攻撃する病気)です。症状が多様なために診断が難しい場合もあり、関節所見と血液検査や画像診断(X線・MRI検査)などの結果を総合して判断します。また、他の自己免疫疾患を併せ持つ場合もあるため、必要に応じてそれらの病気の検査も行います。治療は薬物療法が中心になりますが、その発症原因が明らかになっていないので、残念ながら根治療法は不可能です。種々の抗リウマチ薬を用いて病勢(異常な免疫反応)を鎮静化させ、関節の破壊や変形の進行を抑制して、日常生活動作(ADL)と生活の質(QOL)を維持することを第一の目標として治療を行います。
最近では生物学的製剤の登場によって、強く病勢を抑え込むことができるようになってきました。また、必要に応じて、自助具や装具を処方したり、手術療法をお勧めしたりもします。
関節リウマチには、まず的確な診断と病勢の把握が重要です。また、発症する関節や病気の状態も個々に異なっていて、有効な薬も個人によって違いますから、それぞれの状況に合わせた個別治療(テーラーメイド治療)が大切になってきます。長年のリウマチ診療の経験を生かして、きめ細かな診療を心がけております。